空港3コード HNDは羽田、SINはシンガポール、ではRGNはどこ?

旅行

コロナ禍の世界的な流行によって、海外旅行もままならない現在、過去に訪れた国(空港)を思い返しているこのごろです。

さて、表題の空港の略号の3コードですが、基本はその都市の読み方やスペルを基に設定されていますが、さて、RGNってどこでしょう?

答えは、ミャンマーです。

少しややこしいですが、ミャンマーの首都、政治の中枢といわれるところは、ネピドーですが、事実上はヤンゴンが最大の都市です。

当然、空港もヤンゴンに位置していますが、ヤンゴンの略だと、YGNやYNGとなりますが、実際はRGNです。

RGNというと、古い方ならピーンとくるかも知れませんが、この国が、まだビルマだった頃の首都がラングーンで、その略号を未だに使っているのですね。

日本人にとってビルマというと、映画の”ビルマの竪琴”を連想される方が多い様で、私も、ミャンマーに居た事を話すと、大概はそんな答えが返ってきました。

現在では、かのアウンサウンスーチーさんで若干知名度が上がってきましたね。

そんな、ミャンマーに、ちょっと前に住んでいたわけですが、どうしても、ヒコーキ好きの虫がうずうずとしてきました。

当然、日本への行きかえりにヤンゴン国際空港へ行くと、少しでもヒコーキが見えるところは…と探しまわってしまいます。

しかし、ここは、民主化が進みつつあるとは言え、空港はまだまだ緊張状態にあり、羽田や成田、日本の様に手軽に送迎デッキでヒコーキを見る訳にもいきません。

もとより、送迎デッキなど存在しないので、出発(到着)の合間にチラっとヒコーキを見る程度位しかできません。

そんなミャンマーですが、意外と航空会社が林立しています。

ミャンマー国際航空やミャンマー・インターナショナル航空、エアKBZ、ゴールデン・ミャンマー、ヤンゴン航空等々

使用機材は、国内線はATR72というたーぼプロップ機、国内/国際線は、A319、B737等が主流です。

ATR72というと、最近、JAL系の日本エアコミューター(JAC)や北海道エアシステム(HAC)がATR42を使用しており、近々ATR72も導入しますが、42や72は搭乗可能人数に由来しています。

当然、ATR72の方が座席数も多い為、少し全長も長く、ATR42よりもスマートに見えます。

国内(マンダレー)や近距離国際線用機材は、

ミャンマー国際航空(通称MAI)はA319です。日本の航空会社は、殆どA320やA321なので、A319は可愛くみえますね。

日本語にすると混同しがちですが、ミャンマーインターナショナル航空は、ボーイング737-800を使用しています。こちらは、日本でもANAやJAL/JTA、Skymark,Solaseedでもお馴染みの機体ですね。

共に国際線とは言っても、近隣の東南アジアが主体の為、日本では、なかなか見る事はできませんね。

因みに、日本からは、ANAが成田からボーイング767が就航しています。

かの、アウンサウンスー・チーさんが来日した時も、ANAのチャーター便で787で運航していました。

ヤンゴン空港の中でも、767は大きくて、存在感はありましたが、乗る身になってみると、早く787に機材が更新されないかな~と思っていましたが…

人によっては、羽田からバンコク行きの787に乗り、バンコクスワンナプームから、同じスターアライアンスのタイ航空A330でヤンゴン入りする方も多いですね。

ヤンゴンからスワンナプーム、もしくはドンムアンへは、約1時間なので、週末バンコクへ行くミャンマー人も多くなっています。

日本人も、バンコク伊勢丹(最近閉店してしまいました)や富士スーパー等で日本食を買って帰るパターンもよく耳にしていましたが、私も、”豆腐”をドンムアンの手荷物検査で”没収”されてしまった苦い経験はあります(( ノД`)シクシク…

今はコロナでミャンマー~タイも行き来が難しくなっているでしょうから、駐在の方はさぞ大変だろうと危惧しています。

早く、コロナが過ぎ去って、以前の様に自由に行き来できる日が来るのを待つのみです。

今回も最後までご覧いただき有難うございました。

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