週末はいすみ鉄道で国鉄色に浸る、都心から意外と近くグルメも堪能

鉄道

とある土曜日、車でアクアラインnトンネルに入った時、少し後悔しました。

そこには”断続渋滞7km”の表示が!

でも、実際は、交通量集中の為のノロノロ運転で、海ほたるで休憩の後、圏央道-国道297(大多喜街道)-国道465号線で約1時間半、

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まずは大原駅へ!

到着したのは大原、いすみ鉄道の終点

いすみ鉄道は、土日と祝日に急行列車を運行しています。

急行と言えば、国鉄時代であれば、キハ58系、いすみ鉄道では、JR西日本を引退しキハ28を譲り受け、急行として運行しているのです。

勿論、キハ28は片運転台なので、単独では運行できないので、相方として、同じくJRからキハ52(両運転台)と2両で急行として運行しているのは、お馴染みですね。

その相方であるキハ52は、しばらく首都圏色(朱色)でしたが、最近、オリジナルの国鉄一般色に戻されて運行されています。

土曜は急行”夷隅”日曜は”そと房”のヘッドマークを付けて約2往復(大多喜始終着)運転しています。

大多喜駅始発は11:37、日曜はイタリアンレストラン列車として運行されているので、丁度お昼時なのですが、土曜は通常運行なので、お昼をどこで取るかが思案のしどころ。

大原と言えば伊勢海老!

千葉県は伊勢海老収穫量が日本一!ですが、その水揚げが、大原漁港なのです!

駅から徒歩13分となっていますが、もし車なら国道128号線経由で、すぐに”海老屋”さんへ!

お店は11:00からですので、大多喜からの急行”夷隅”の到着が12:17なので、1時間、早目の昼食を取ることに。

こちらは海鮮、浜焼きもありますが、今回は迷わず”伊勢海老天丼”をお願いする事に、但し、大海老天丼はブラックタイガーなので、あわてて迷わない様にしましょうね。多分それでも、十分に美味しいとは思いますが…

食事は11:00からですが、物販はそれ以前からお店は開いているので、伊勢海老やさざえ、タコ等を物色しながら待つのもいいでしょう。

11:00を回ると、結構お客さんが入ってきますので、早々に”天丼”を注文して待つことに。

そして、来ました”伊勢海老天丼”!伊勢海老が3本入っていて、その食感も、伊勢海老ならではの歯ごたえのある味で、大満足!

伊勢海老お堪能していると、時間は11:45、そろそろ駅に向かいます。

駅は、線路を挟んだ反対側にありますが、流石に、駅前もロータリーには駐車場がなく、迷っていると、駅に入る一つ前の道を奥に行くと、”観光・お買い物用無料駐車場”がありました!

駐車できる台数は10台程ですが、運よく、空きスペースを見つけ、駐車、まずは”いすみ鉄道大原駅”へ

駐車場からは、歩いて数m、いすみ鉄道グッズや、いすみ米、そして、オリジナル駅弁もありますので、”豚丼”や”チキン味噌カツ弁当”を購入するのも良いでしょう。

ホームは島式2面なので、クリアな車両はホーム端、も良いですが、先ほど停めた駐車場も線路脇ですので、そちらから狙うのも手かも知れません。

暫く、駐車場で待機していると、12:17ほぼ定刻通り、遮断機の音が聞こえてきました。

先頭(と言っても2両ですが)はキハ28にヘッドマーク”夷隅”、2両目のキハ52には、残念ながら、ヘッドマークは無し、でしたが、無事到着。

出発まで約20分ですが、後続の普通列車で来た車両が!

国鉄色!のキハ20、でもこちらは、JRのお下がりではなく、れっきとした新造車両、中身は新型、外観をオリジナルのキハ20風に仕上げているのです!

オリジナルと比べてしまうと、違いは歴然ですが、雰囲気は出ていますね。

細かくいると、むしろキハ17系をも彷彿とさせる様な…

ここで、急行は発車、大多喜(13:10)そこから各停として上総中野に向かいます。

勿論、急行料金¥300をかけて乗車するのが王道、かも知れませんが、大多喜まで30分、終点上総中野までは1時間の旅となりますので、家族やカップルでは肩身が狭いかも知れません。

今回は、大多喜まで寄り道をしながら”大多喜駅”で上総中野からの折り返しを狙う事にしました。

大原駅前にあるその名も”昭和堂”という洋菓子屋さんでお土産を買うのも忘れずに。

次は大多喜駅へ!

”大多喜駅”の近くには、本多忠勝で有名な”大多喜城”とその城下町の街並み、養老渓谷、道の駅”たけゆらの里おおたき、等がありますので、ご家族連れでも飽きさせないで、到着までの時間が過ごせると思います。

大多喜駅は、国鉄時代を彷彿とさせる様な山あいの静かな駅、なかなか雰囲気があります。

いすみ鉄道の車両基地、本社の所在地ですが、基本、無人駅、ですが、入場券¥170はちゃんと購入して構内に入ってくださいね。

今回も、駅交換の”キハ20”が並んでくれました。

そして豪快な煙を残して、上り急行は出発して行きました。(14:29)

出発お見送った後は、駅前の”大多喜町観光本陣”でいすみ鉄道グッズ等をもう一度見てみましょう。

この”本陣”には、勿論、利用者用ですが、5台程度の駐車場がありますので、便利ですね。

いすみ鉄道の他の駅では、”国見駅”にキハ30が居ますし、上総中川駅近くには”ポッポの丘”にも鉄道車両が展示されていますので、お子様向けにも楽しめるかと思います。

おわりに

今回は、”国鉄色”車両を追いかけてきましたが、帰り”アクアライン”は若干混雑するものの、”大多喜駅”から2時間後には、都心に帰って来られるのが、”意外”な驚きでした。

コロナの影響もあってか、”意外”に人も少ないので、週末に気軽に行けるのが新たな発見でした。

今回も最後までご覧いただき有難うございました。

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