ヒコーキファンにとっても、かつて快速エアポート成田等でお馴染みの横須賀線/総武線を中心に活躍しているJR東日本E217系電車、1994年から従来の113系を置き換えてから、早25年、いよいよ新型車両に置き換えが迫ってきています。
長らく孤高の存在だった?横須賀線E217系
横須賀線現行のE217系
同じく、113系を淘汰した東海道線用のE231/233系は中央線、京浜東北線等ほとんど共通の顔ですが、横須賀線だけは、独自の風貌で存在感がありましたが、今度は山手線で活躍しているE235系、山手線と基本的に同じE231系を完全に置き換えた後、横須賀線に順番が回ってきた形です。
同じE235系とは言っても、横須賀線は、古くからグリーン車(旧2等~1等)の需要が高い路線、勿論、横須賀線用E235系(1000番台)にも用意されます。
新型E235って?
東海道貨物線にて試運転中のE235系
形は山手線と同じ、個性的ではありますが、平面的な顔つき、当然スカ色であるブルーとクリームの色づかいとなります。
E235系基本車両は、新潟にある総合車両製作所新津事業所で製作されますが、グリーン車は同じく総合車両製作所の横浜事業所で製作され、甲種輸送で一旦新津にて、普通車両と連結され、横須賀線に戻ってくる形となります。
現在、その甲種輸送が本格化しはじめましたが、既にグリーン車を組み込んだ編成(F-01編成)既に首都圏で試運転に入っています。
又、E217系は、まだ旅情を誘うセミクロスシートが残っていましたが、今回のE235は残念ながら、グリーン車を除いて、ロングシートのみとなってしまいます。
東海道貨物線を行くE235系(後追い撮影)
本格的な営業線投入は10月のダイヤ改正からと予想されますが、それまでは、頻繁に試運転、性能試験等で、横須賀線/総武線を走る事になるでしょう。
8月に入ってからは、東海道(貨物)線を使用しての、大船(鎌倉)ー根府川ー新鶴見ー根府川ー大船(鎌倉)を平日に日中に試運転を繰り返していますが、総武線への疎開輸送等も開始されると思われます。その際は、横須賀線内を走行する事も有ると思います。
おわりに
東海道(貨物)界隈では、ここ半年で、サフィール踊り子E261やE257系の投入、片やスーパービュー踊り子251系の引退、相鉄/埼京線乗り入れ等車両の入れ替わりが激しくなっていますが、今まで見逃して悔しい思いをしない為にも、まだまだ要注目です!
今回も最後までご覧いただき有難うございました。
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