今日、1月27日は、源頼朝の最後の子供である源氏3代将軍”源実朝”が暗殺された日です。
今年(2022年)の大河ドラマ”鎌倉殿の13人”の主人公”北条義時”にも深い関係があるので注目された方もいらっしゃるでしょう。
約800年も昔の話ですが、何だか妙に実感が湧いてきませんか?
頼朝最後の息子である”実朝”
歴史上の人物なので、あまりピンときませんが、今回の大河ドラマの配役に当てはめてみると
大泉洋さん演ずる”源頼朝”と小池栄子さんの”北条政子”との間に生まれた”嫡子”ですが、兄の”頼家”(金子大地さん演ずる)が2代将軍となっていたのですが、比企能員(佐藤二郎さん)の乱後に伊豆に幽閉後暗殺され、次男の”実朝”が3代将軍となったのでした。おやk
実際の”実朝”の配役はまだ公表されてはいませんが、史実では1219年1月27日に鶴岡八幡宮を参詣した帰路、石段脇の大銀杏の影に潜んでいた”公暁”に切りつけられ、命を落としてしまいます。
こうして、”源頼朝”の直系の男子の血筋が途切れて、結果的には、小池さん”北条政子”と小栗旬さん演ずる”北条義時”による権力掌握が進んでいく事となります。
親子・親族といえども、、、
こうして史実だけでみると、”北条政子”は”実朝”の実の母、(頼家も勿論そうですが)”北条義時”も”実朝”も”叔父さん”という位置づけになっています。
暗殺した”公暁”も兄”頼家”の”嫡子”ですので、”実朝”の”甥”の立場です。
諸説あるものの結果的には、親族間の”血で血を洗う”争いという事なんですね。
これを、小栗旬さんはじめどちらかと言うと”好感度の高い”皆さんがどう演じるのか、三谷幸喜”鎌倉殿の13人”が楽しみでたまりませんね。
現代風に考えると恐ろしい場面が他にも
”鎌倉殿の~”の初回から、新垣由衣さんの”八重”と大泉さん”頼朝”の間に生まれた”千鶴丸”も平家方である父方に殺されてしまうという、オブラートに包んではいますが親子間での非常な現実、お爺さんである”伊東祐親”が「出家させた」と八重には言っていますが、そこは、新解釈で、実は出家して生きていた!なんて展開もあるんですかねえ?
ドラマの中で、演ずるセリフが”現代風”として、賛否がある様ですが、実際、こちらの方が、”現代”の人には判りやすく親しみやすいのではないかと思ってしまいます。
まとめ
NHK大河ドラマ”鎌倉殿の13人”もまだ始まったばかり、先週の第3回では、まだ”頼朝”は挙兵さえしていない段階です。
これからの大泉さん演ずる”頼朝”がどう源氏を率いていくのか、そして小栗旬さん演ずる”義時”も”頼朝”に翻弄されながらもどうなっていくのか、ますます楽しみではありますね。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。
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