中井貴一氏、鈴木京香さんという大スターをテレビ東京らしからぬ贅沢に起用した”共演NG”が、来週最終回を迎えてしまいます。
ドラマ”共演NG”って?
設定としては、25年前に思わぬ破局をしてしまった両スター扮する役者が、との時を経て時ならぬ”共演”をする羽目になってしまったという恋愛(+コメデイー)ドラマなのですが、
25年前というと、バブルが弾けるか弾けてしまった頃の時代、そこで”青春”を謳歌した世代には、随所に懐かしい”言葉”や”モノ”が登場してきて、思わずズバッて(劇中で女性でイレクターがバズってもズバッてもどっちでもいいと言い放ってました)しまうのが妙にウケます。
中井貴一氏と言えば、その世代にとっては”不揃いの林檎たち”がドンピシャですが、その後を見ている様で妙に共感できるんですね~
脇を固めているのも、里見幸太郎、リリーフランキー、堀部圭亮、橋本じゅん、そして第5回には、優香の旦那、青木崇高が登場(すいません、ところどころ敬称略(-_-;)
でも、何だかんだとトラブルがあっても、すべてはショーランナーである斎藤工扮する脚本家の手の内で踊らされている様な,,,
来週が最終回、でもたった!第6話で終了なんです!
来週が最終回!
いくら、コロナ禍でスケジュールに余裕がないにしても、物足りない!
劇中で製作しているドラマ”殺したいほど愛してる”の撮影も、スキャンダルやら大物スターの急なクランクアップ等で、ストーリーとして完結しそうもない
でも、このドラマは”ストーリー”を追うのではなく、中井と京香の”かけ合い”と随所に出て来る”昭和テイスト”が楽しめればイイとさえ思えてしまいます。
随所にバブリーな昭和(平成)テイストが
中井氏扮するスターと恋敵である青木~の愛車が、同じ色、同じ年式(?)と思われる”ポルシェ”っていうのも笑わせてくれます。
今時、ポルシェって言えば、少なくとも、どっちかはSUVでしょうっていうツッコミも含めて許せちゃうのが面白いところ。
第一、青木崇高ってトヨタヴォクシーのCMに出てんじゃんw
他にも
未だ、東京のローカルを自認するテレビ東京の自虐ネタが劇中随所に見え隠れする
例)”テレ東のくせに(猫背椿扮するマネージャーのセリフ)
”テレ東だよ俺たちは!ゲリラ局だよ!”(劇中プロデユーサーセリフ)
ドラマとは関係ない(?)キリンとサントリーという飲料業界のライバルがスポンサーとして”共演”している
逆に妙にその事がイジられている(テトリス風も)
こんなのありえねーって展開(中井扮するパイロットが病院に征服姿で登場し、医者に殴られる)が随所に
秋元康の脚本だから、その後何か展開があると予想してしまう。
そうそう、オープニングで流れる中井氏と京香サンのテイスト感溢れるダンスと、流れるKIRINJI(これもキリンとかけてるのかな?)堀込高樹氏の曲も、メロデイーライン、雰囲気共に”らしく”ってイイ!
おわりに
初回の視聴率が4~6%だったので、終わってしまうのも仕方ないのかも、でも”ドラマ満足度調査ランキング”ではじわじわ上位になって来ているので、残念で仕方ないです。
来週の最終回、秋元康脚本の急展開があるのか、それとも,,,いずれにしても待ち遠しい限り。
このままNo Goodで終わってしまうのか、それとも,,,
今回お最後までご覧いただきありがとうございました。
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