こんにちは!Deevoです!
前回に引き続いて、邦題ボーダーライン、現題シカリオの続編、ソルジャーズ・デイをご案内します!
邦題ボーダーラインの第2作!
第1作では、FBIの女性捜査官ケイトを演ずるエミリーブラントが、主役に位置づけられていました(彼女視点での描写)が、今回は、現題のシカリオ(暗殺者)である、家族を残虐に殺された元検事アレハンドロ演ずる、べ二チオ・デル・トロが、主役に入れ代わっている(もしくは、本当の主役が浮き彫りになった)のが、余計に麻薬戦争の複雑さ、悲惨さをリアルに伝えていると思います。
物語は、前作と同じ、麻薬戦争での、麻薬カルテルとCIA特別捜査官?顧問?マット演じるジョシュブローリン率いるチームとの闘いを描いていますが、麻薬組織のボスの娘イザベルをチームが誘拐しますが、その所業を、別の麻薬カルテルの仕業に仕立てて、内部抗争を起こさせる(混乱させる、という表現)筋書きなのですが、途中で、メキシコ警察(もしくは内部で買収されている?)との闘い等で、誘拐作戦が破綻し、チームは撤退、このまま放置しておくとイザベルが殺されてしまうという危機に!そこでチームを離れ、イザベルを救おうとするのが、あの、復讐に燃えていたアレハンドロ、という設定です。
謎のコロンビア人アレハンドロ演じるデルトロが良い!
前半部、復讐に燃えていたアレハンドロは、一連の襲撃の際に、怪我を負わせた標的に、あえて近づき、自らサングラスをはずし、「オレの顔を良く見ろ」と言い、その後ハンドガンをフルオートにして容赦なく殺害したと思えば、後半では、テンガロンハットを被った、田舎のメキシコのおっさん然とした風貌でカモフラージュし、自らを危険に晒しながらも、イザベルを救おうとする姿が対比して見えます。
結局、アレハンドロは、イキガッてカルテルの使いっ走りになった少年から、頭を撃たれて動かなくなってしまうのですが、、、この先は、ご自身でご覧になってくださいね!
まあ、とにかく、アレハンドロ/べ二チオ・デル・トロがかっこ良く描かれています!サングラスをしたクールな殺し屋も良いですが、その後、何もなかった様な、スーツ姿も様になっている(第1作では、ジャケットを丁寧に折りたたんでバッグに入れる描写は、元検事だった出自を窺わせる)、すべてを達観したかの様な仕草は、役柄が善か悪かという前に、男としてこうありたいと思わせるものがありました。
ストーリーに戻りますが、1作目同様、チームが、CIAやDELTAの寄せ集め集団であり、米軍!という明確な立場を取っていないし、途中で、麻薬カルテルの仕業にする演技をしたり、メキシコ警察も、ある時は味方、ある時は急襲してくるといった混戦状態となり、一度見ただけでは、何でここで銃撃戦?どことどこが闘っているの?と、居眠りでもしてると、あっという間に、取り残されます、、、私もシンガポール行き機内のオンデマンドで、行き2回、帰り1回観て、やっと納得しました!いや、ストーリーだけでなく、デルトロ達のカッコ良さに、何回でも見たくなる映画です!
もっと詳しく観たいなら、、、
残念ながら、アナログ世代末期の私には、4月発売のDVDが待ちきれない想いです!
R15プラスなので、皆様全員にどうそ!とは言えませんが、よかったら是非!
今回も最後までご覧いただき有難うございました!
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