こんにちは!Deevoです!
今回は、2015年に公開されたScicario、シカリオ(邦題ボーダーライン)についてお話したいと思います。
エミリーブラントって?
主演の一人である女優エミリーブラント、私のイメージでは、「プラダを着た悪魔」で、主人公のアン・ハサウェイに抜かれていく先輩アシスタントという、美人ながら、どちらかと言うとヘタレなイメージでしたが、今回はまるで別人のような、タフなFBIた捜査官を演じて、強い女性ながらも、意外と弱い面もあったりと好演していましたが、残念ながら、第1作目(本作は3部作?)で、特別捜査チームからリタイヤしてしまったようです。
ボーダーライン/シカリオとは?
本作は、今、トランプ大統領が掲げている国境線(ボーダーライン)に壁を作るという一つの原因とも言える不法移民(特に第2作)や、麻薬戦争に焦点をあてている映画ですが、エミリー演じる捜査官ケイトもどれが味方でどれが敵か、はたまたCIAひいてはアメリカが正義なのか、メキシコの警察は(買収されていて)油断ならないし等、1回観ただけでは、なかなか理解が難しい映画でした。私も、海外のFOX TVで観て、(?)だったし、その後、機内版(編集カット版)を繰り返し観て、やっと、敵味方がわかりはじめた位でした。多分、物語の本質は、まだ掴めていないのですが、、、
ただ、邦題ボーダーラインは、国境線だけを意味するのではなく、善と悪のボーダーライン、正気と狂気、その他諸々のボーダーラインであるとも言えると思います!
それこそ、第1作は、主役は、前述のケイト捜査官演ずるエミリーブラントの視点が中心とも言えるのですが、ジョシュブローリンの、いつも余裕があり、サンダル履きの特別捜査官or国防省顧問?の役も良いのですが、初めは謎のコロンビア人として描かれるべ二チオ・デル・トロ本作の現題Scicarioシカリオとは暗殺者の意、がすごく良かったですね!個人的には、、、
ここでベニシオ・デル・トロ!
風貌は、一寸、古谷一行似で、どちらかと言うと無口で、影のある役、元検事で、家族を麻薬戦争で殺された事から、復讐の為なら、どの組織にも付くという、冷酷な暗殺者、ですが、ケイトには、時折気遣いを見せたり、女性としては、ホロッと来るのでしょうか、でも、作戦中に、ケイトが銃を向けた途端に、「俺に銃を向けるな!」と発砲!幸い、防弾チョッキを着用していたケイトは大した怪我にはなりませんでしたが、撃たれたショック状態で取り乱してしまいます。あまり迂闊には、近寄れない存在、彼の拷問するシーンも、あえて映像になっていないだけに、余計恐怖を覚えます!そもそも、拷問にウオータータンクは何に使うの!?
ストーリーとしては、結局、CIA?率いる特別捜査チームが(意図的に)トラブルを発生させ、麻薬カルテルのボスを、メキシコにおびき出して捕まえるという大筋ですが、そこから、デルトロがボスに対して、家族の恨みを晴らすべく単独で戦いを挑んでいくのですが、、、
最後に、放心状態のケイトの許へ謎のコロンビア人デルトロが現れ、今回の作戦は合法だったという署名を無理やりさせて去って行くのですが、ケイトが、デルトロに後ろから銃を構えた時、気配を察して振り向きますが、撃ち返さずに、余裕で手を広げ「撃ちたければ撃ったらいい」という表情をして終わるのですが、初めから、何が起きて、最後はどうなるかまで、すべてお見通し的な雰囲気が、渋いですが、かっこ良かったですね!
すべてお見通しな大人
人生、何から何までわかっていながら、あえて沈黙を守っている、そういう大人に私はなりたい。でも、ジョシュブローリンの余裕のある大人もいいですが、、、
今回も最後までおつきあいいただき有難うございました。
コメント