ニコンのミラーレス戦略に想う

こんにちは!Deevoです!

ニコンのFX(フルサイズ)フォーマットミラーレスカメラが出てしばらく経ちましたが、新しいもの好きの皆さんでは、もう使われているかと思いますが、いかがですか?

私も、現在はニコン党で、古くはフィルムカメラのFからはじまり、F6迄、デジタルに変わってからは、DXフォーマットのD500が現在のメイン機種になっています。

FXフォーマットのD850にも興味があるのですが、導入を決めかねている時に、Z6/7が出るとわかり、期待しておりました!

運悪く、キャノンも同じ時期に同じくフルサイズのEOS Rシリーズも出てきたので、現在のところ、実績のあるSONY αシリーズと三つ巴の様相を呈して予断を許さない状況となっています。

とはいえ、ニコン党であれば、純正のアダプターを介して、NIKKORレンズの資産を活かせるのですが、今一食指が動きません。

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NIKON1というシステムは今?

それは何故かというと、ニコンのミラーレスと言って鳴り物入りでデビューしたNIKON1シリーズの苦い経験があるからです。

NIKON1は、ニコン初のミラーレスシステムですが、FX(フルサイズ)でもDXでもなく、NIKON1という独自のフォーマットだったのです。勿論、レンズ資産を活かすべく、マウントアダプターFT-1を介して一部のNIKKORレンズが使えるシステムで、フォーマットも小さい為、全体にコンパクトであり、飛行機等で超望遠レンズが主体の私にとっても、理想のシステムに思え、即座にV1を購入し、その後、V2,V3,J5とカメラは増殖していきました。VR70-300mmという189mm-810mm相当!のレンズも出て、大きさ、重さ共に、手持ち撮影可能な、軽量で素晴らしいシステムになったと初めは思いました。

しかし、超望遠で使ってみると、想いの他、EVFの見え方がネックとなり、被写体が追いづらく、自分の腕もあるのですが、決定的瞬間を逃すシチュエーションが多く、勢い、通常のDXフォーマットのカメラがメインになってしまいました。当時、ミラーレス最速と宣伝されていたのが、虚しく響き、今はほとんど使う機会がなくなりました。

現在は、Vシリーズ(EVF等搭載の上位シリーズ)はV3以降出なくなり、J(普及版)シリーズのJ5が在庫のみで、フェードアウトしそうです、、、

これが、同じくミラーレスでありながら、私がマウントの違うZシリーズに踏み込めない理由でもあります。

EVFも年々進化して、あまり違和感がないと言われていますが、ショールームで実機を見た限りでは、今一ピンときません。

ニコンはどこに向かうのか

又、ニコンは、フィルム時代から、マウントが不変であり、それは、デジタル時代になっても変わらず、(勿論、非Aiや絞り機構等制限はありますが)それが、大きな資産となっていた筈です!今、カメラ業界全体での売れ行きが低迷している中、果たしてそこまでして、マウントを変えてまで、いや、ミラーレスをニコンが出す必要があるのでしょうか。と思ってしまいました。

勿論、全体に小型、軽量ではあるし、マウント径が大きくなれば、アダプターを介していろいろなレンズを試す事も出来(NIKON1マウントは独自フォーマットでもあった為、汎用性が低く、レンズ専業メーカーもあまりレンズを出しませんでしたが)新しい可能性もあるのかも知れませんが、どうせなら、そのままNIKON1システムを突き詰めて行って欲しかった!

それが、駄目なら、一眼のシステムをとことん突き詰めて行ってほしかった!こちらは、当面並行していくらしいですが、、、、

確かに、ニコンも同時にいくつものシステムを抱え続けるのも無理でしょうが、少しだけ恨み節を言いました。

カメラ雑誌も、最新機種の良いところ、良い面を好んで紹介されていますが、マイナス面や、本音、特にこれからの事等ネガテイブな面もはっきり言ってほしいです!

結局、踊らされるのは、消費者である私達なのですから!

最後までご覧いただき有難うございました。

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