今、カメラの主流は、デジカメ、一般にはスマホが主流です。
でも一部では、フィルムカメラを使い続ける方もいらっしゃいますし
若い女性党でも、そのレトロ描写や、撮影後の現像・引き伸ばしに
時間がかかるのがいい!という”不便さ”がかえって人気だったりするとか。
世間では昭和レトロブームと相まってすごい事になってるみたいです。
家に眠っていたカメラを引っ張りだしてみた
これも、今やブームとも言える”断捨離”で、我が家の防湿庫の奥にあった
フィルムを出してみました。
すると、こんなカメラ買ってたっけ?っていうカメラが続々と、、、
今回出てきたのは
コンタックスT2とT3の2台、
1990年に高級コンパクトカメラがブームになった先駆けとも言えるT2
日常カバンの中に入れておく為に買ったのですが、その後のデジカメやスマホの
普及によって、いつの間にか使わなくなった名機
当時の販売価格は¥120,000.-、けっこういい値段ではありましたね。
もう1台のT3はT2の後継として2001年、フィルムカメラの末期に発売されたカメラ
こちらは\108,000.-(ブラック)と少々安くなっていましたが、
焦点距離が38mmと35mmと若干異なる事や、小型化されている事、10年の進歩が
体現されたカメラとも言えるでしょう。
でも、どちらも、20年、30年前の製品、いったいいくらになるのか?
TVCMでも有名なカメラ店に持ち込んでみると
昔は、中古カメラは銀座周辺に何件もカメラ店があり、はしごして買取価格を比べてみたものですが
最近は、銀座でも扱いのカメラ店は減少の一途。
いっその事、TVCMでも大々的に宣伝している”カメラのキタムラ”さんへ
まず、第一に向かったのが、横浜郊外”ららぽーと”に出店している”キタムラ”へ
中古カメラのコーナーを見ると、最近のデジカメのそれも入門機クラスの展示があるばかり
その”いやな予感”は、女性店員に聞いてみたら的中!
”コンタックスT2の買取をお願いしたいんですが”と言うと
”ペンタックスですか?”、、、、、、
いや”コンタックスの、、、”と言っても、ピンと来ない様子、
このお店での買取は諦めました。
別の”キタムラ”で
”カメラのキタムラ”は首都圏に何店舗もあるのですが、以前”ライカ”のショップも存在した
玉川高島屋SCの”キタムラ”へ行く事にしました。
前々から、タカシマヤの買い物ついでに”キタムラ”のショーケース”を見て、新旧ハイクラス機の
在庫が豊富だったので、一縷の望みを持って店内へ
”カメラを取り出して、買取お願いしたい旨を話すと開口一番
”いいカメラですね” と”動作確認をさせていただきたいので1時間お待ちいただけますか?”
の回答、でも正直、20、30年前のカメラなので期待せずに待った結果が!
思ったよりも高価格での買取!
1時間後、お店に行くと”結論より先に申し上げます”と、死刑宣告か?
と、見積書を見ると
コンタックスT2 チタンブラック 程度AB ¥83,500.-
コンタックスT3 チタンブラック 程度AB ¥155,000.-
合計¥238,500.-!
流石にT2は30年経過していたのですが、それでも新品の70%の価格
T3に至っては、何と新品時の50%プレミア価格!
実際、T3は新品同様だと2倍の値段が付く事もと聞いてはいましたが、これほどとは!
勿論、仕様や程度の違いはあれど
コンタックスT2は、ドラマ”リコカツ!”のあの俳優さんも使っているという噂もあり、
描写性能はもとより、チタンを使った外装、人工サファイアを使ったひんやりした感覚と
京セラっぽい部分も随所に見られる私の中では”名機”でした。
T2にはゴールドを使ったコレクター向けのモデル、T3には”コンタックスブランド70周年記念”等
コレクター向けのモデルもあるのですが、やはり、買取価格で有利なのは、程度の良さや
シルバーよりブラックの方が買取金額が高いらしいですよ。
ただ、もはや”コンタックス”は修理は殆ど難しくなってきているので、これから使い始める人は
その点に留意してくださいね。
因みに、私のまだ持っているミノルタTC-1の買取価格は¥40,000.-位らしいです。
こちらも、ブラックの方が若干高いのですが、購入時の価格は”コンタックス”とあまり変わらなかった
ので、人気の度合いにより微妙に(かなり)違うようですが、
TC-1も”円形絞り”を採用した”いいカメラ”なんですけどね。
おわりに
今回、私の買取に出した2台は程度”AB”、中の上、というところでしたが
私自身の撮影スタイルがT2,T3にそぐわない形になって眠っていただけなので
これから”写真”を始める方には、おススメできる”カメラ”です。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。
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