SASスカンジナビア航空は、羽田とコペンハーゲンを結んでいるエアラインですが、一体どこの国の航空会社なのでしょう?
実はスウェーデン、デンマーク、ノルウエーのスカンジナビア半島の3国が共同で運航している航空会社であり、本社は首都コペンハーゲンのあるデンマーク、ではなくスウェーデンのストックホルムに所在しています。
昨年、羽田線の運航を開始しましたが
昨年の7月に羽田線を運航開始しましたが、実は国際線が成田に移行する前から、羽田に来ていましたから、元々お馴染みの航空会社だったんです。
昨年の運航開始時点では、週2便(往復)でA330で就航を開始しましたが、オリンピック時期等、新鋭機A350に一時代わった時期もありましたが、今回、正式に(?)A350が運航する事になりました。
しかしながら、コロナ禍の需要減に伴い、実際は、週一便(往復)に減便されている状況。
早朝に到着し、朝10時前に出発してしまうので、なかなか目にする機会も少ないのが、残念な現状です。
でも、週一とは言え、見る機会は実際には2度チャンスがあるんです。
早朝に到着した機体は、、、
実は、早朝(07:55)に到着した機体は、そのまま出発準備に入る、、、訳ではなく、お客様を下した後は、トーイングされて駐機場に向かって行きます。
そう、出発は、一日ステイした翌日、つまり、月曜に飛来した便は、火曜の09:55に出発するんですね。
これなら、到着には間に合わなくても、撮りたい機体をチェックして、翌日の出発を確実に狙えるんですね。
この一日ステイのパターンは、現在、ガルーダインドネシア航空でも行っている為、ガルーダのレトロ塗装、政府専用機、スカイチーム塗装、それも、777とA330(時にはneoも)とバリエーション豊かなガルーダを確実に見る事ができるんです。
SASにしても、A330に機材変更となる場合や、予定されていたA340が飛来したとしても、翌日、余裕を持って出かけられるある面理想的なパターンです。
出発する機体の注目ポイントは?
出発のルーテインは、翌日朝に105番~109番スポットにトーイングされてくるところから始まります。
つまり、第三(旧国際)ターミナル展望デッキの前を横切って行きますが、これを逃すと、こちらからは、プッシュバック後は、後ろ側から見る形となってしまいます。
この場合は、対面する第一ターミナルからだと、タキシングからA滑走路を横切りる迄を正面、側面と撮る事ができます。
スポットを出て滑走路へ向かうSAS A350(第一ターミナルから)
難点は、少し遠いのと、今の季節、太陽が昇るのが遅く、逆光気味になってしまう事、でも、天気が良ければ、遠くに富士山をバックにできる可能性もあります。
さて、A滑走路を横切った機体は、そのままC滑走路に向かいます。
通常、北よりの風が多いこの季節は、C滑走路でもRW34Rを使う場合が多いので、離陸を狙うのなら、第二ターミナルの西寄りがいいでしょう。
第2ターミナル展望デッキは、横に長いので、離陸の瞬間から、引いてゲートウェイブリッジ、スカイツリーをバックにする等いろいろな角度からの撮影が楽しめます。
RW34Rを離陸 第2ターミナルから500mm相当で
おわりに
SASの出発のポイントを説明しましたが、ガルーダの場合は南行となりますので、タキシングまでは同じながら、D滑走路からRW05離陸となりますので、離陸を撮るのは、浮島公園からとなります。
SASスカンジナビア航空も、前にも触れましたが、A340を復活させる予定だったのですが、オミクロン株の流行で予断を許さない状況になっているのが残念なところ、早く終息してほしいものです。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。
コメント