SASが羽田に帰ってきました!
と言っても、サザンオールスターズではなく、勿論、飛行機の話題
SAS、スカンジナビア航空が羽田に帰ってきたんです!
43年振りに羽田に帰ってきた
43年振りって、勿論、成田空港が開港する前は羽田に乗り入れていたんですけど、
私も、はっきり、その頃の羽田の記憶は定かではありません。
SASと言っても、ハセガワの1/200スケールのDC-9のドラゴンのチートラインが印象に残っている位です
カラーリングは勿論、当時から何度も変わっていますが、
因みに、スカンジナビアは、国名ではなく、スカンジナビア半島の3国、スウェーデン、ノルウェー、デンマークを指します。
したがって、スカンジナビア航空は、この3国が共同で運航しているエアラインです。機種・尾翼近くに3国々旗のモチーフがありますね。
カラーリングがオシャレ
オシャレな現行カラー
今回、羽田に乗り入れを開始した機体は、既に成田の頃から取り入れているデザインですが
そのカラーリングがとてもオシャレなんです。
機体をシックなグレーで覆い、尾翼は濃いブルにシルバーでSASのロゴのみ
打って変わって、エンジン回りは、鮮やかなレッド系で際立ただたせています。
まるでアスリートがユニフォームは地味な色使いで、スニーカーだけ鮮やかな蛍光色を纏い強調する様なデザイン
私は、オシャレでカッコいいと思うのですが、2019年には、更に新しいデザインに代わりつつあります。
やがて来るA350は新しいデザインに
今回就航したA330-300は、期間限定になりそうです。
SASでは、コペンハーゲン~羽田間を、ゆくゆくは新型機種のエアバスA350-900に置き換える予定とアナウンスしています。
A350には、新しいカラーリングが採用されています。
胴体廻りのグレーも色合いが変更となり、尾翼廻りのブルーも胴体廻りまで延長、ルフトハンザの新しい尾翼廻りの塗分けににています。
機体には大きく”SAS”のロゴが、でも機体と同系色なので、うっすらと浮彫になっていて、上品な感じ、
特徴的だったエンジン回りのレッド系も、ブルーとシルバーグレーに変更されます。
でもこの塗装、コーテイング技術によって、塗料の層を減らす事が出来、塗装の耐久性も向上、再塗装のサイクルが長くなり
機体重量も軽減でき、CO2の排出量削減に役立っているのだとか、いいことづくめらしいです。
それまではあの機体も?
SASスカンジナビア航空も他の海外エアラインと同様に、コロナ前からの就航を予定していました。
その当時、成田に乗り入れていたのは、同じエアバスのA340-600でした。
今回、羽田に乗り入れているA330と兄弟にあたる機体ですが、一番の違いは、
A330がエンジン2基なのに対し、A340はエンジンが4基!ある事
長距離を飛ぶには、特に洋上で飛ぶ場合はエンジンが1基トラブルになると、
エンジン2基だと、残りの1基で飛ばなければならないリスクがでてしまう為
エンジンが3~4基あれば、より信頼できると言う昔からの思想に応える機体とも言えるでしょう。
勿論、大きく重い機体になると、エンジンも多く必要という観点もあります。
その後、エンジンの出力や信頼性も向上し、万が一のエンジントラブルでも残りのエンジンで安全に
代替空港施設まで飛ばせるETOPSがクリアされれば双発機でも長距離、洋上飛行が認められ
当然、エンジンが多いより、少ない方が効率がいいと、今ではエンジンが2基の機体が主流になっています。
一世を風靡したジャンボ747でさえ、エンジン2基で済む777等に置き換えられてしまい
同様にA340もコロナ禍で運航が休止される中、2020年12月に引退してしまいました。
でも、一部では、A350の導入前にA330とA340を運航するというニュースも!
ルフトハンザも747-8とA340-600を一部復活させて運航を開始していますから、一縷の望みも、、、
おわりに
話が長くなってしまいましたが、実際の撮影するアドバイスを少し
今日の到着スポットは第3ターミナルでも展望デッキから見通せない145番スポットに入りました。
スターアライアンスメンバーといえども、展望デッキど真ん中とは言えない状況です。
イノベーションシテイより
タキシングからスポットインを撮るには、羽田イノベーションシテイからの方が良さそうです。
そうそう、機体塗装がシックな現行SASですが、機体ロゴを鮮明に撮るには、露出アンダー目が
おススメです。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。
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