先日、ルフトハンザドイツ航空が、12月の冬ダイヤから、羽田ーフランクフルト線をA350-900に就航させると発表しました。
コロナ禍で疲弊している航空業界、新鋭機の就航は明るいニュースではあります。
ミュンヘン線で既に羽田に来ているA350(新塗装)
新規就航の影で消えていく機体も
でも、ヒコーキファンにとっては、一抹の寂しさも,,,
新型機A350-900の就航は、現在就航しているA340-300の置き換えを意味しているからです。
現在フランクフルト線で活躍するA340-300(旧塗装)
勿論、正式にルフトハンザもこの置き換えを正式にコメントしています。
ヒコーキにあまり興味のない人にとってみれば、単にA340からA350に数字が増えて、新型に代わる(A320やA380の位置づけは置いておいて(^_^;))位のイメージですよね。
確かに、A350は、JALでも導入し、嵐Jetでも活躍している最新鋭機材ですし、運航効率も格段に飛躍し、効率化という点でも最善の選択というのは、間違いないところです。
でも、ヒコーキファンにとっては、A340-300のどちらかというとノスタルジックな4発エンジンの機体がなくなってしまうのは寂しいところです。
ルフトのA340といえば、2017年の冬ダイヤでミュンヘン線がA340-600からA350-900に切り替わった事がデジャヴの様に思い出されます。
A340-600はA340-300より、全長が長く、エンジンも大きく、それはそれでカッコ良かったので、その後も機材変更で羽田に戻って来た時は話題になりましたっけ。
今回のA340-300も、元々は、A350-900と747-8で運航していたルフトハンザがコロナ禍の航空需要減少でピンチヒッター的に(奇跡的に)復活を遂げていた機体、と勝手に想像していたので、私的には思い入れもひとしおです!
残されているのはあと2か月,,,
今回の置き換えで、ルフトハンザの羽田線は、A350-900のみになってしまいます。(ミュンヘン・フランクフルト線)
蛇足ながら、関空へ就航しているルフトハンザ(カーゴ)もエンジン3発のMD-11Fから777Fに冬ダイヤから置き換わってしまうのだとか。
もはや、エンジン多発機は、双発の効率の良い機体に淘汰されていってしまうのは、時代の必然でしょうか。
どちらにしても、今後の航空業界の置かれている厳しい状況下では、機材の統合、効率化は否めない事ですから、せめて、残された2か月、A340の最後の姿を是非目にしていただければと思います。
おわりに
但し、現在、ルフトのフランクフルト線は、週3便、日、水、金の朝09:05にLH716として到着し、翌日14:05にLH717として出発しますので、毎日見られる訳ではありません。ご注意くださいね。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。
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