今や数少なくなったエアバス社のA340ですが、羽田には、現在ルフトハンザ航空が唯一運航しています。
でも、ルフトハンザのアナウンスによれば、あくまでも繋ぎの運航の予定です。
オリンピック後の限定運航でしたが
オリンピックまでは、ボーイング747-8、ジャンボで運航していたルフトハンザフランクフルト線
オリンピック後の需要減退に伴い、機材をジャンボからA340-300に変更して運航しています。
当初の予定では、8月末まででしたが、10月末までに延長され、FR24によれば、11月に入ってからも
引き続きA340-300で運航される予定の様です。
その後は、ボーイング747-8に戻るのか、ファーストクラスを設定したエアバスA350-900になるのか?
今のところ正式なアナウンスがありません。と言うか、いつの間にか変更になっている可能性もありますので
気になる方は今の内がおススメです。羽田着は火曜を除き毎日昼に到着、同日14時頃の出発ですので比較的
見やすい環境です。
塗装は従来からの紺色に黄色のコンドルマークと、斬新なラインながらシンプルな新塗装、そして、スタアラ塗装
の3種類です。
スタアラ塗装のA340-300
と、ここまでは、今までお伝えしてきた内容のおさらいですが、別のエアラインから新情報が!
引退したはずのSASのA340が
SAS、スカンジナビア航空が冬スケジュールを発表しましたが、現在A330-300を主に運航していますが、
12月にA350-900と、何とA340-300を運航するというもの。
現在運航中のSAS A330-300 機体の大きさはA340-300とほぼ同じ
A350については、オリンピック前後にもチャーター便等で飛来していますが、A340は2020年夏の羽田線開設時に運航が予定されていたものの、コロナ禍により、開設が遅れている間に引退したというニュースが流れていたものです。
SASは、今後の主力となるA350の8機の内の2機の受領を2024年に延期しており、A330の8機とA350の6機では足りなくなる分をA340-300の復活で補う可能性が出てきました。
そうは言っても、A340-300のキャパシテイはA330-300とほぼ同じ、違いと言えば、3クラスの比率が違う機体が存在するだけ、最もファーストが多い46席と言うのは、A350のファースト35席さえも上回る配置となってしまいます。
同じキャパなら、エンジン2基のA330-300が効率的ですし、A350の308席に対し、最大でも264席なので、微妙なところです。
SASでは、最大9機のA340-300を運航していましたが、何機運用の戻せるのか、興味あるところではあります。
おわりに
今回もエアバスA340を中心にお話ししてきましたが、ルフトハンザについては、今後A340-600についても復活させる予定とも言われていますので、まだまだ活躍してくれる事を期待したいと思います。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。
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