空母いぶき最終巻が話題に!映画版との結末の違いの意味は?

飛行機の話

かわぐちかいじさん原作の「空母いぶき」漫画版の最終巻が先日、発刊されました!

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漫画版(原作)空母いぶきって?

自衛隊のS/VTOL機であるF-35Bを搭載した「空母」能力を付与された護衛艦を中心とした尖閣諸島をめぐる中国との対決を描いた大作で、実際の国際情勢や自衛隊の今後の構想を緻密に考証して描かれたかなり現実味を帯びた内容の漫画です。

映画版は?

2019年には、基本は漫画版(原作)の構想をもとに、実写版とも言える映画、空母いぶきが公開され、原作そのままだと、いろいろ問題があると「忖度」された内容でしたが、

例えば、「中国」が「東亜連邦」という架空の国家に代わったり、島の名前が架空だったりします。

自衛隊で実際に導入が決まったF-35Bがフレアを出しながら縦横無尽に飛び交ったり、護衛艦の対空ミサイル、CIWSの迎撃等、マニアには堪らない描写もCGとは言え、十分楽しめます!

潜水艦の魚雷発射管の開口部等、実際には見られない描写もあり、興味津々

でも、決定的に違ったのは、その”結末”でした。

それぞれで異なる”結末”

映画版では、最後は、国連が間に”介入”して、お互いが引くという結末でしたが、

漫画版では、結局、最終的な継戦能力を喪失させて、どちらかの”勝ち”が結論付けられます。

但し、全面的な”戦争”には至らない様、”戦略的”、というより、”戦術的”なテクニックを駆使する点が、”なるほど”と思わせる描写は、共通しています。

具体的な解説は避けますが、F-35Bの独特な能力を活かした攻撃によって結末へと導かれていきますよ!こんな感じですかね?↓

ですので、映画版を見ると、お互い、「まあまあ」という形で、いささか消化不良に感じてしまう部分もありますが、その分、原作の漫画版の最終回を見た時の”スッキリ感”が違います!

結局、映画版の方は、やはりある程度”忖度”がされた結末とも言えますね。

まあ、映画版は、このままで済むか、事変が再発して”続編”への期待とも伏線とも受け取れるのですが、

おわりに

まあ、ここまで、ネタバレは避けていますが、是非、漫画版(原作)でも、映画版でも、実際に見られる事をおススメします!

漫画版でも、その数年後の設定で、場所を変えて、”空母いぶきGREAT GAME”が始まっていますし、まだまだ期待度大ではあります!

最後までご覧いただき有難うございました。

空母

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