アジア圏で羽田線に運航を続けるガルーダインドネシア航空に注目

飛行機の話

コロナ感染問題に端を発して、不況を続ける航空業界、まずは中国本土、そして、韓国、香港、台湾と運航休止が続き、タイ、ベトナムも来なくなった現在、アジア圏から羽田線で運航を続けているのは、フィリピン航空とガルーダインドネシア航空だけになっています。共同運航便は除きますが(2020年8月現在)

フィリピン航空は、最近まで運航を休止していましたので、コロナ禍の中、細々?ながらも運航を続けていたのは、ガルーダインドネシア航空です。

残念ながら、コロナ禍以前は、毎日運航していたものが、最近は運休日もあり、毎日見る事はできませんが、1往復ながら、結構マニア好みの機材で運航しています。

スポンサーリンク

現行の運航機材は3種類

使用機材は、現在はエアバス社のA330ですが、大きく分けて3種類のA330で運航しています。

それは

1.ガルーダインドネシア航空現行(ノーマル)塗装のA330-300

2.同じくノーマル塗装だが最新のA330-900

3.レトロ塗装のA330-300

ノーマル塗装のA330-300

まずは、ノーマル塗装のA330-300 今のところ、一番遭遇率の高い機材ですが、以前は、Visit Indonesiaのロゴが追記されていた事もありました。

エンジンはロールスロイスのトレント700

日本では,A330を現在運用しているエアラインはありませんが、以前、ごく短期間スカイマーク航空で運航された位です。

日本でこそ、あまり馴染みのないA330ですが、中国、韓国等では、かなり頻繁に羽田に運航していましたね。

A330はもともと、東亜国内航空(日本エアシステム)で活躍したA300の後継機でもあり、その点似ているので懐かしいと感じる方もいらっしゃるかも。

ゆくゆくは、新型のA330-900(後述)に更新されていくと思われますので、今が逆に旬かも知れません。

ノーマルながら最新機材のA330-900

次に、A330-900ですが、こちらは、エアバス社の最新機材で、ガルーダでも導入が始まって間もない機材です。

エンジンは、同じロールスロイスでも新型のトレント7000

コックピット周りの黒い縁取りが、A350に通じる、エアバスの新しいデザインです。

デザインもA350に似ていますが、コックピット内部等も刷新され、操縦資格もA350と共通化を図って、効率化を狙っています。

外観上は、他にウイングレットもA350の様になだらかな曲線を描いています。

不況下ですが、徐々に機数を増やしていくものと思われます。

レトロ(復刻)塗装のA330-300

そして、レトロ塗装、1970-80年代に採用されていた塗装の復刻版で、そうしてみると、その当時っぽい色づかいですね。

2020年8月現在、結構な頻度で羽田に飛来はしていますので、早朝にFR24でチェックすると見逃さないかもです。

同じ塗装で、インドネシア政府専用機も活躍しています。

今後、A330-900に更新されていくと、このレトロ塗装も引き継がれるのか心配なところです。

以前はより大型の機材も羽田に・・・

コロナ禍以前には、A330と並行して、ボーイング777-300も運航されていましたが、需要が回復しないと、再就航は難しいかも

参考までに、アイキャッチ画像は就航当時の777-300です。

でも、もし、777-300が運航再開されたら、加盟しているスカイチーム塗装の機体(以前、飛来実績あり)も期待したいところです。

おわりに

早くコロナ問題が解決して、他のエアラインも復活して、賑やかな羽田に戻ってほしいものです。

今回も最後までご覧いただき有難うございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました