エアバスA340ついにエアタヒチヌイから引退!残るエアラインは?

飛行機の話

皆さんが飛行機に乗っている中で、好きな航空会社(エアライン)は?と聞かれると、ANAが好き、とかJALに一番乗っている等、すぐに答えが出ると思います。

でも、その中でどの旅客機が好きと言われると、飛行機に詳しくない、興味がないという方も多いですよね。

巷で飛行機好きとなってくると、必ず、好きな、お気に入りの飛行機が出てくる事でしょう。

では旅客機の中ではどれが一番好き?となると、今では、最新のボーイング787やエアバスA350、はたまた、やっぱりジャンボ(ボーイング747)が一番という人も居るかと思います。

そんな中、今ではなかなか名前の挙がってこないのですが、隠れファンの多く存在する機種を紹介してみましょう。

その機種とは、エアバス社のA340です。(今回は派生型-200、300、600を含む)*

(参考)派生型とは?

大体の機種には、旅客数、航続距離等により派生型というのが存在します。

例えば、ボーイング787には、基本の-8型、胴体延長した-9、再度長くなった-10があります。

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エアバスA340ついにエアタヒチヌイから引退!

成田空港に乗り入れているエアタヒチヌイのエアバスA340-300が引退してしまいました。

エアタヒチヌイ自体は引き続きB787で運航を続けていきますが、同社のブルーを基調とした特徴あるA340に長年親しんできた方も多かったと思います。

もとより、エアバスA340と言えば、今では残り少なくなったエンジン4基を搭載した、昔からの国際線!(747、707、DC-8等)を彷彿とさせるフォルムで、個人的には好きな機体であっただけに、残念でなりません。

時を前後して、SAS(スカンジナビア)航空のA340-300の1号機が近々スクラップになるとも発表され、同じく、成田の常連であるこちらも、残りわずかの命と言えるかも知れません。こちらも、後継機はA350-900となるとの事

エアバスA340は、日本の航空会社では導入実績はありませんが、(一時、ANAが導入を検討した時もありました)国際線ではお馴染みのエアバスA330の兄弟機で、エアバスA330がエンジン2基であるのに対して、A340は4基という、ある種贅沢な機体でもあり、そこが、国際線らしいと言った所以でもあります。

時代の趨勢は、勿論、高効率化、省エネに流れており、同じキャパシテイなら、エンジン4基より2基の方が効率も良く、エアラインの高収益化にもつながっていきます。

実際、一世を風靡したB747も、国内各社は退役か、効率の改善された747-8に更新かA340に代わり、A340でさえも、退役が進んで行っています。

現在の主流は長距離路線でも787、A350、777-300ER等のエンジン2基が主流です。

でも、単純にヒコーキファンとしては、より多種の機材を見てみたいというのが人情、まだA340は見られるのでしょうか。

残るエアラインは?(成田・羽田)

成田については、前述のSAS、まだA340は飛び続ける様です。しかし、2020年内にはA350に機材変更される様です。

次にスイス航空が、現在もA340を運行しています!又、関空も現在ならまだ見られます!

(参考)成田で運航しているA340の発着(滞在)時間

スイス航空

LX160 07:50着ーー(滞在)--LX161 10:10発

SASスカンジナビア航空

SK983 09:35着ーー(滞在)--SK984 11:10発

残念ながら、羽田は、ルフトハンザ航空がA340-600を季節運航していましたが、今はA350の運航に戻っています。又、ピークシーズンや、機材変更で来るのを心待ちにしています。

A340-600はストレッチ(胴体延長型)ですが、そのスラリと伸びやかなラインがカッコいいですね!

又、フィリピン航空も、現在はA330を主に運航していますが、就航直後、A340-300で飛来していた事もあります。

残念ながら、フィリピン航空もエアバスA350への転換が行われています。

おわりに

現在の高効率の時代から退役しつつあるA340、言い方を変えれば、兄弟機であるエンジン2基のA330/neoや、後輩のA350に置き換えられつつありますが、まだまだ魅力あるフォルムを見るチャンスはありますので、是非空港へ足を運んでいただけたらと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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