11月5日からエアロフロートのモスクワー羽田線が復活しました!復活と言っても、今春、成田から羽田にシフトしたものの、コロナの影響でほぼ休止状態でしたので、初就航と言ってもいい位の明るいニュースです。
現在の羽田は国際線が寂しい状況に
羽田の国際線も、コロナ前に進入・出発経路の運用変更による増便対策、ターミナル2の国際線ターミナル開設等行ってきましたが、残念ながら、需要減によりほぼ活用できていない状況なのが残念なところです。
でも、便数が少ないなりに、気になる航空会社の飛行機をじっくりと観察できるチャンスとも言えるでしょう。
エアロフロートを確実に見る為の考察
さて、初就航となる、エアロフロートはどこが確実に見られるのでしょう?
現在、羽田では第2ターミナル拡張部は使用されておらず、国際線は、旧国際線ターミナル、現在の第3ターミナルに集約されています。
通常、スターアライアンス加盟航空会社は現在、第3展望デッキの真正面あたりに入ってきます(ルフトハンザ等)
JAL初めワンワールドについては、同じく第3の左側(スポット112-114辺り)にも入りますが、一部の機体は第3からはほぼ見えない142-149に入って行ってしまいます。
日本で加盟航空会社のない、スカイチームに至っては、到着が149(第3デッキから見えない)出発が105ですので、第3デッキからだと、風向き(使用する滑走路)によっては、お尻しか見えない状況になってしまいます。
では、スカイチームのエアロフロートはどこで見るのが一番でしょうか?
実際に羽田に行ってみると
試しに実地で検証してみました。
復活初日便は11月6日午後2時15分着です。
モスクワからですから、北側から南下してきますが、北風運用の為、東京湾上で西に進路を変えてきます。
さて、進入滑走路は平行しているA(第3側)34LかC(第2側)34Rどちらかに降りるのか、
確率的には、北側進入の場合はC、34Rに入ってくるので、第2がベストになりますが、着陸後すぐにビルの影になってしまうので、どちらかと言うと、”一瞬”に賭ける感じになりますね。
A、34Lに入ってくる場合も、前述の様に、スカイチームのエアロフロートは着陸後、視界から消え、149スポットに入っていくのを尾翼だけ見送る形とはなります。但し、ちょとしたオマケもあります。それは後程…
さて、今回は第3からエアロフロートを待ってみる事に。
今回は、残念ながら、C滑走路34Rに進入してきました。
JALの格納庫の奥に小さく見えた機体はそのまま第1ターミナル等の影に隠れてしまいました…
しばらく待って、国際線スポットに向かって来ると、
遠くにはなりますが、スカイツリーと一緒のカットも撮る事ができます。(オマケ)
遠いですが、スカイツリーと
その後は、尾翼だけ149に向かうのを見送るのみ…
そうです。スカイチーム等の機体の到着を撮るには、半年前にオープンした羽田イノベーションシテイからだと、正面勝ちに入ってくる機体がバッチリ見える(はず)です。
念のため、帰りにイノベーションシテイから覗いてみました。
もう着いた後ですが、参考までに
このままではいささか消化不良なので、
翌日の出発でリベンジ
前回も、ガルーダマスクでもお知らせした通り、ステイする機体は、翌日の出発前までに、スポット149(第3西端)から105(第3東端)へ移動するんです!
でも、第3からでは、悪くすると、お尻しか見えない。
そうなると、対面している第一ターミナルから見るのが確実です。
でも、今日は土曜日、そして、Go to キャンペーンで空港、特にP1・P2駐車場はすぐに満車になってしまいます。少し早めに行くのがベストですよ。
幸いな事に、0715頃P1に行くと、”空車”の表示、でも、空いていたのは、屋上階(6階)のみでした。あぶないあぶない
今日は、曇りながら、雨は降らない(予想)の為、迷わず、BIRDS EYE(最上階)へ!
すると、ガルーダやJALの影になっていましたが、いました!エアロフロートが105スポットに!
ほぼ定刻、プッシュバック開始、第一からだと、狭いスペースを窮屈そうに出てきました。
ちょっと窮屈そうですね
そして、今日も北側からの風の為、C滑走路へ向かうべく、タキシングしていく所を撮る事ができました。
A滑走路を横断してCに向かいます
残念ながら、今回は到着も出発も、あいにくの曇りだった為、綺麗!に撮れなかった事はお許しを。
これからの課題も
今後、国際線が本格的に稼働してくれば、第2も使用する事になるので、そちらを使用する機体は第3からは全く見る事ができませんが、今はそれを気にする事なく、ご紹介した運用の法則でほぼ狙った機体を捉える事ができます。
でも、今後も予断を許さないコロナの状況により、国際線の増(減)便、長期運休等、刻々と状況は変化していくと思われますので、これからも、私の失敗談を参考にしていただけると幸甚です。
今回も最後までご覧いただき有難うございました。
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