現在コロナ禍の羽田で見られるエアバスA350を紹介、今後も予想

飛行機の話

JALが最新鋭の機材としてエアバス社のA350を導入してから約1年、コロナ禍で国際線が羽田への乗り入れを減らしている中、いくつかの航空会社は徐々にA350の導入を進めています。

先日もお伝えした通り、ロシアのエアロフロートもエアバス社のA330からA350に機材を更新したばかりですが、そんな新規組を含めて、現在見られる事のできるA350を紹介します。

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JALの次期主力機としてのA350

まずは、冒頭にもありますが、JALがA350を国内線を中心に運航しています。

現在7機が運航していますが、1-3番機はA350の特徴を表現した特別塗装になっており、1号機は挑戦の”レッド”2号機が革新”シルバー”3号機はエコ”グリーン”の”A350”ロゴが機体後部に入っています。

そして、4号機がお馴染み”ARASHI Jet”今年で活動休止となる”嵐”のプロフィールが、カラーと白黒それぞれ表現されています。

でも、この”ARASHI Jet”年が明けたらどうなるのか、気になりますね。

JALでは、今後もA350を導入する計画であり、長胴型の-1000も計画されていますので、777や767を置き換えながらますます見るチャンスは増えて行くでしょう。いずれは国際線にも…

米国のエアラインのデルタでも

アメリカのエアラインであるデルタ航空、アメリカ製のボーイングに限らず、ヨーロッパ製エアバス社の機材を積極的に運航しており、A350及び、新世代の姉妹機A330neoも羽田線に運航しています。

特別塗装等はあまりありませんが、ほぼ毎日、午後に飛来しています。

コロナ禍の影響で運休する事も多いので要注意ですが

でも、何故か、なかなかこれと言ったカットが撮れていない(表紙の写真でご勘弁ください)

最終的な機材変更になるか?ルフトハンザ航空

12月からA340に代わってA350運航となったルフトハンザドイツ航空、実はJALよりも早く羽田に乗り入れていました。

フランクフルトとミュンヘン線で、やはりお昼前後にA350と747-8が羽田で顔を合わせるという豪華な時代がありました。コロナの前までは,,,

現在、ルフトハンザでは新旧2種類のコーポレートカラーが混在しており、どちらが見られるかはお楽しみ。又、STAR ALLIANCE塗装の登場も期待したいものです。

又、ドイツ政府ではVIP用のA350を最近導入し、成田/羽田へもテストフライトで先週飛来しており、今後の実運用でも飛来も楽しみですね。

ちょっおシャレなフィリピン航空

現在、アジアのエアラインで羽田へ運航しているのが、フィリピン航空のA350、その中でも数機”LOVE BUS”と呼ばれる、機首側面に”キスマーク”の付いた機体が度々飛来しています。元々はA300の頃のキャンペーンのリバイバルといった感じですが、ちょとオシャレな感じですね。

但し、フィリピン航空のA350全機がその塗装ではありませんし、現在、旅客数(?)によりA321が運航している事も多いので、事前のチェックが必要です。

コロナ禍の前は乗り入れていたA350も

アジアのエアラインでは、シンガポール航空、ベトナム航空等でもコロナ禍の前はA350で羽田に飛来していました。早く運航再開されるといいですね。

機材更新したばかりのエアロフロート

そして、先日、A330から機材を更新エアロフロートロシア航空、A350用(?)なの従来のシルバー基調からホワイト基調のものに変更したのですから、エアロフロートの期待が伺えます。

今後はどうなる?

その他、スカンジナビア航空(SAS)も羽田への運航をアナウンスしていましたが、現在に至るまで運休中、運航開始時はA340を予定していましたが、順次A350に機材変更する予定です。既にA340は完全引退してしまいましたので、次に来るのはA350なのでしょう。

又、深夜発着にはなりますが、運航を再開するカタール航空、当面はボーイング777で運航(成田はA350)ですが、A350に代わる可能性もあります。

カタール航空は777を50機近く保有していますが、A350も50機を超える(900/1000合わせて)規模ですので、産油国であっても、機材の効率化(小型化)が進むのでは?

カタール航空は、世界で初めてA350を運航したエアラインでもあります。

現在、羽田への乗り入れは全面的に休止している中国や韓国のエアラインでも、多く使われているA330に代わってA350を導入し始めていますので、運航再開時にはA350が来る事も増えそうです。

でも、韓国アシアナ航空は、現在、大韓航空との合併も噂されていますし、予断は許さない状況です。

今後運航を再開するハワイアン航空も、一時期A350を発注していましたが、キャンセルとなり、A330からA330neoでの運航となるでしょう。

A350を発注していたエアアジアXも今後の動向は残念ながら不確定です。

おわりに

総じて、機材の新型切り替えで増えつつあるA350、運航の効率化という点でも、在来型A330や777の置き換えとして増えていく事が予想されるA350ではありますが、意外な兄弟のライバル、A330neoとの棲み分けも課題となりそうです。

今回も最後までご覧いただき有難うございました。

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