緊急事態宣言下の羽田にも新型機の波!エアバス社の静かな世代交代を見逃すな!

飛行機の話

今、羽田空港は、静まりかえっています。緊急事態宣言を待つまでもなく、移動手段である航空業界は、運休・欠航・休止等で減少の一途をたどっています。

今回は、その使用している機材について、お話ししたいと思います。

現在の旅客機の2大メーカーと言えば、ボーイングとエアバスですが、日本の航空会社であるJAL・ANAは、ボーイング主体の機材構成でした。

最近は、JALがエアバスA350を導入し始めましたが、まだまだ、767/777/787が主流の日本の航空会社と異なり、意外とエアバスの機体が多かったりします。

今まで、アジア圏の航空会社を主体に、エアバスA330を使っている航空会社が多いです。

エアチャイナを始めとする中国系、台湾のチャイナエア、韓国のアシアナ、マレーシアのエアアジアX等々、でも、今は残念ながら休止状態。

そんな中、ガルーダインドネシアも777とA330が細々と就航しています、が、ここへ来て変化が!

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羽田にも新型機の波!

それは、A330の新型が、デビューした事!

その名も”A330-900neo”!

新型ロールスロイスエンジンと、翼のシャークレットにより、燃費、環境性能の向上、A350との共通化によるトータルコスト削減が図られています。

見た目は、従来型のA330が基本なのであまり変わらない様ですが、翼端のウイングレットがシャークレットに代わり、コックピット周りがA350と同様にブラックアウト化されています。まるで、野球選手のアイブラックみたいですね。

そんなA330-900neo(-800は導入している航空会社はまだありません)ですが、成田から羽田に移管したデルタ航空も姿を見せています。

エアバス社の静かな世代交代

しかし、残念な事に、在来型ceoについては、昨今のアジア系航空会社の休止で、ほとんど羽田には姿を見せなくなっています。

このまま、航空業界の不況が続けば、トータルコストの高い機材は、真っ先に消えていってしまうのかも知れません。

先にも申し上げましたが、日本の航空会社でA330を使用しているところは無く(ほんの一時期、SKYMARKが運航しましたが、経営悪化で手放してしまいました)、ガルーダの旧塗装仕様の機体もneoに引き継がれるのか、そのまま消えてしまうのか、目が離せません。

又、A330の影に隠れてしまっていますが、兄弟機であるエンジン4基のA340も風前の灯でありますので、SAS等が早く復活してくれるのを心待ちにしています。

おわりに

A330/A340こそ、羽田では見る機会は減っていますが、エアバス自体は、ANAもA320/321neo/ceo、に、A380!スターフライヤーもA320を使用していますのでお忘れなく!

今回も最後までご覧いただき有難うございました。

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