今や絶滅危惧種?スカイマークの737-800で唯一アレが無い機体

飛行機の話

スカイマークの737と言えば、今はピカチュウジェットが真っ先に思い浮かびます。

でも、ピカチュウジェットは今年(2021年)6月に就航したばかり、予定では、これから約5年間

次の塗り替えまでは存続する予定らしいです。

でも、その前にスカイマークで消えてしまうかもしれない機体があるのをご存知ですか?

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ウイングレットのない737-800

737-800は、スカイマークはもとより、ANAはじめJALやソラシドエアも使っている機体ですが、

オリジナルの737より伸びた胴体にオムスビ型のエンジン、そしてウイングレット!

今やほとんどの国内の737-800はウイングレットが付いています。1機を除いて…

それが、スカイマークのウイングレットのない737-800(737-8HX) レジ番号JA737Nなのです。

ウイングレットの効果

今さらですが、ウイングレットとは、主翼の翼端に上向きについている羽状のもの、昔、紙飛行機で、最後に翼の端を上に折った方がよく飛ぶ、あの理屈です。

難しく言うと、主翼の先端で生じる下から上に空気が回り込む(渦)をカットする事により空気抵抗を減らし燃費を良くする効果がある作用する翼端板の事です。

当初は高空で巡行する、どちらかと言えば長距離路線に効果があると言われていましたが、今や、単距離路線でも効果があると言われ、新しい機体は殆ど装着されていますね。

もちろん、コストの面等で装着しないエアラインもあるので、オプション扱いになっています。

スカイマークも737-800を導入した当初は、ウイングレットを装着していない機体が多かったのですが、ほとんど装着している機体に入れ替わって、順次退役し、今やJA737N 1機のみになってしまいました。

今やウイングレット装着が主流

国内単距離で効果が少ないとは言え、装着しているいないで燃費等も変わってくるので、共通運用にも支障が出てくるのは、想像に難くないもの、そうなれば、JA737Nも行く行くは…

ヒコーキ好きにとっては、バリエーションの一つとして、是非みておきたいものというのもあるかと思います。

スカイマークは、全国各地に路線を持っていますが、意外と一日であちこちを回っています。

例えば、今日12/7のJA737Nの運航を見て見ると、朝羽田を出て、神戸、長崎、神戸、羽田、福岡、羽田と、羽田に限っても1日3回発着しています。

まだ、運航予定を注視してみれば、ウイングレットのない737-800を見る事は出来ます。

おわりに

ヒコーキに興味のない人にとっては、ウイングレットの有無なんてあまり気にされないでしょうが、小さいところが気になるのもマニアならではですね。

”そう言えば、ウイングレットのない737-800なんてあったかな?”なんて事になる前に記憶に残しておかれてはいかがですか?

今回も最後までご覧いただき有難うございました。

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