前回の北米編に続き、ヨーロッパから羽田に乗り入れているエアラインをご案内します。
7月に入って、オリンピック開催に向けて、新規・再就航する動きが増加しています。
今回はヨーロッパ編
尚、便宜上、ロシア、トルコのエアラインもこのヨーロッパ編の中に入れております。
ルフトハンザ・ドイツ航空
旧塗装ですが今は多数派 レトロ塗装機
ルフトハンザは昨年のコロナ禍の際にも、貨物便としての運航等継続してきました。
フランクフルト線もA350で運航していましたが、7月に入っていよいよジャンボ、747-8を使ってデイリー運航をしています。
残念ながら、ミュンヘン線の8月再開は、延期になりそうですが、フランクフルト線が期間限定(8月中~下旬)エアバスA340-300の運航も予定されています。
到着時間はお昼12:15羽田着、14:05出発です。ほぼ毎日見る事が出来ます。
747-8の塗装は3種類、新・旧塗装と、レトロ塗装機です。
ブリテイッシュエアウェイズ(イギリス)
ほとんど787-9で運航ですが 今はレアな777-300ER
使用機種はボーイング787-9ですが、オリンピック開催に向けてより大型の777-300ERも来日しています。
到着は10毎日10:55、出発13:15ですので、見やすい時間帯ですね。
エールフランス
羽田新ルート経由で着陸する777-300ER
今年の春から運航を再開したエールフランス
再開当初は、ボーイング787-9で運航していましたが、今は大型の777-300ERがメインになっています。
週5日で到着が18:30、出発は22:50と到着時は辛うじて日がありますが、出発時は夜間となってしまいます。
但し、到着時間帯が”羽田新ルート”の時間帯なので、A滑走路の都心側からの着陸等、変化のあるアングルも期待できます。
8月11日(到着8月12日)より、エアバスA350-900に切り替わる予定です。
エアロフロートロシア航空
第三ターミナル西側スポットに向かいます。
昨年から羽田への運航を開始しましたが、成田以前にも羽田に来ていましたので、再開とも言えるでしょう。
使用機種はエアバス社、運航開始当初はA350でしたが、現在はA330-300の運航となっています。
週1便で金曜14:20着ですが、出発は翌日土曜日の08:05です。(最近日曜着が増便されました)
ターキッシュエアライン(トルコ)
手前は787-9、ANAは787-8
年配の方には、トルコ航空と言った方がお馴染みのエアライン
7月からは週6便で19:20着、出発が22:50となっています。
使用機種はボーイング787-9ですが、木曜運航便は777-300ERとなっています。
SAS・スカンジナビア航空
シックな塗装のSAS
こちらも7月から運航を再開したエアラインです。
コロナ禍になる前から運航再開の予定でしたが、何度も延期となり、やっと今回、悲願?を達成した形です。
スカンジナビアとは、スカンジナビア半島諸国、スウェーデン、ノルウエー、デンマークの3国の共同運航エアラインです。
運航は週3便、到着が朝07:55、出発は翌日の11:50です。
使用機種はエアバスA330-300ですが、近々A350-900に置き換えられる予定
アリタリア航空
ちょっと短いA330-200
7月18日に来日した新塗装機
こちらも7月から運航開始(再開)したイタリアのエアライン
週4便で到着が12:35、出発が14:30です。
使用機種はエアバスA330ですが、日本では珍しい-200型で少し短い胴体が特徴
逆に言えば、A330はストレッチ型の-300や-900が主流となりつつある現在では希少な存在とも
7月18日には、新塗装(と言っても5年以上経過していますが)が来日しました。
おわりに
今回は、ヨーロッパ系のエアラインをご案内いたしましたが、成田開港以前には羽田に乗り入れた事のある
歴史のあるものばかりで、懐かしく感じる方もいらっしゃるのではないかと思います。
次回は激動?のアジアのエアラインを特集する予定ですのでお楽しみに!
今回も最後までご覧いただき有難うございました。
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