こんにちは! Deevoです!
前回に引き続き、病気で会社をクビになった私の、傷病手当金の支給にまつわる事例をご案内させていただきたいと思います。
一旦は、健康保険組合の任意継続により、遅いながらも、傷病手当金を受け取って来たのですが、支給停止から2か月経過してから、支給停止の通知を受けとった私は、間髪を入れず、その書面に書いてある、その地区の”厚生局社会保険審査事務所”に、”保険(年金)給付・資格等に関する不服”申し立てを行いました!
保険(年金)給付・資格等に関する不服申し立て
数日後、”地方厚生局社会保険審査官”より連絡があり、”口頭による意見陳述”を希望しますか?という事だっので、即座に、希望すると回答しました。
但し、健康保険制度による不服申し立て案件は、非常に多く、又、資料を整える関係もあり、年が明けてからの2月に開催されるとの通知が来ました。
実は、待ちに待った、”口頭による意見陳述”は本日だったのです!
いざ!意見陳述へ出席!
意見陳述は、審査官と1対1で行われるものと思っていましたが、意見陳述決定通知書に一抹の不安の文言が、、、
「尚、当日は保険者(健康保険組合)が出席しない場合があります。」、、、て、逆に、出席して、面と向かって、ある意味、対決しなければならない?!
果たして、その不安は的中しました。上席に、審査官と書記、そして、真正面には、保険組合の人間が2人!先に座っていました!
こちらからは、不服申し立ての内容と、保険者への質問事項は事前に送っていたので、いわば、こちらの手の内を、相手側はすべて知っている!こちら側への事前回答等、相手が何で支給を打ち切った(支給しないのか)さえもわからない状況で!
審査官から、大まかな経緯の説明の後、こちらに、「その後、状況で変わった事等あれば述べてください。」と振られましたが、審査官も、保険者も、ある意味プロ、何回も同じ修羅場をくぐり抜けてきたのに、こちらには、何の台本も、事前回答もないまま、話はどんどん進んでいきます。
議事が始まっても臆する事なかれ
ここでまず注意しなければならないのは、議事が始まっても、流れされる事なく、言いたい事は、相手の発言を遮っても、相手にぶつけるという事です!
流されていくと、こちらの事前質問(私は6項目ありました)を羅列的に、保険者が反証して終了となってしまいます。しかも、肝心の部分は、「開示できない内容」と、「総合的な判断」で誤魔化されて終了となってしまいます!
争点となったのは
1.労務不能の要件は
2.任意継続で傷病手当金は支給されるのか でした。
私の場合、医師の意見書の病状は、「経過観察の要あり」、と「吐血の可能性あり」と明記されていましたが、診察間隔が1か月以上空いている事、(投薬は継続)から、軽い労務なら就業可能なのでは?との保険者判断、(詳細は不開示)でした。私の場合、求職活動は継続しているものの、内臓疾患のある者をあえて雇ってくれる企業などあろうはずもなく、悉く不採用となり、現在に至っているのですが、果たしてこれが、労務可能と言えるのでしょうか?
次の”任意継続で傷病手当金は支給されるのか”へつづく
今回もご覧いただきありがとうございました。
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